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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.47 美しいバラの花園と懐かしいブルートレイン

    2016/05/13
    • 地球140周走った?懐かしのブルートレイン。

     「桜の季節が終わって新緑のシーズン到来!春先よりも暖かくなって緑眩しい季節!目にもやさしい風景が広がり、お出かけもしたくなりますよね?ちなみに今年のゴールデンウィーク、皆さんはドコへお出かけしましたか?今年は比較的休みの並びも良かったようで、長い方は10日間もお休みになるという!プラチナウィークだったんですよね。でも、新緑のピークはこれから!今回は、「生田緑地」からお届けします。
     さて生田緑地といえば、桜で有名な枡形山があったり、古民家を移築した「川崎市立日本民家園」や「川崎市岡本太郎美術館」、さらにはプラネタリウムも備えた「かわさき宙(そら)と緑の科学館」などの施設もある、川崎市を代表する緑地帯。そんな生田緑地では、これからの時期、生田緑地ばら苑がオススメ!ちょうど5月12日㈭から春の開苑が始まっているんですよ。もともと向ヶ丘遊園内にあったばら苑を、閉園に伴って2002年に川崎市が引き継いだとのこと。秋の時期と今の時期、年2回開苑し、多くの観光客の目を楽しませてくれています。ちなみにバラの種類は約530種、4700株で、開苑期間は短いんですが、ぜひ、足を運んでみてはいかがですか?
     そしてもう1つのオススメは、生田緑地内の客車。以前、緑地内に展示保存されている蒸気機関車について書きましたが、もう1つ!少し離れた所に客車も展示保存されているんです。青い車体のブルートレイン。実際に国鉄時代に使用されていた客車で、上野-青森間をおよそ37年間走っていたんだとか。その走行距離はなんと地球を約140周も走ったことに相当するんだとか!スゴーイ!昭和60年3月に廃車となり、ココに展示保存されているんですが、近年、外装など再塗装し、キレイな状態を保っています。
     昼間は一般開放もされているので、客車内の昔ながらのBOXシートに座って写真を撮るなんていうのも良いかも!子ども達には新鮮で、年配の方には懐かしさも感じる客車。新緑とバラはもちろん!客車にも足を延ばしてみませんか?

    文・写真 街角リポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪