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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.17大師公園「瀋秀園」で カンフー気分!

    2013/03/01
    • matikado_17
      川崎市と瀋陽市の友好都市5周年の記念に造られた瀋秀園。

     寒い冬が終わりを告げて、いよいよ春の到来ですね。

     毎年冬が寒いのは当たり前なんですが、今年はいつにも増して寒かった…。全国で大雪や寒波があり、神奈川でも何年ぶりかの大雪が降ったりと、寒いのが苦手なワタクシとしては本当に厳しい冬でした(涙)。外出時には薄手のダウンと厚手のダウンを重ね着したり(笑)、今年は下着から上着まで最大で6枚重ね着してレポートなんて日もあったんですよ!って、このままでは十二単を着るようになってたかもってぐらい(笑)。

     しかし、そんな厳しい冬から、季節は春へと移っていきます。まだ3月だと寒さが戻ったりするときもありますが、それでも春の到来を歓迎する自分がいます。

     ということで、今月は春を感じにお出掛け!川崎大師そばにある大師公園をご紹介します。

     大師公園は、テニスコートや野球場・プールや芝生広場があり、遊具も充実している公園で、お天気の良い日には多くの家族連れが遊びに来るスポット。その大師公園内に、遊具や広場とは別に中国式庭園、瀋秀園があるんです。瀋秀園は、川崎市と中国、遼寧省の瀋陽市との友好都市5周年を記念して1987年(昭和62年)に造られたもので、瀋秀園の「秀」は、キレイという意味を表しているんだそうです。

     確かに、光沢のある山吹色の瓦屋根をのせた塀にぐるりと囲まれた中は、回遊式の庭園になっていて、池を中心に滝が流れ、周囲に回廊が続き、赤や黄色といったハッキリした色づかいで、豪華な装飾の東屋なども配されていて、とってもキレイ。日本庭園の落ち着いた美とはまた違う、絢爛な様に惹かれます。これは明~清時代を代表する建築様式なんだとか。なんだか川崎ではないような気分で、例えるなら中国のカンフー映画のワンシーンを見ている感じ。

     春になれば園内は花も咲き始めるので、お大師様のお参りの帰りには、庭園も回遊してみてはいかがでしょうか!?

    文・写真 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪