vol.44 弥生時代の遺跡も残る 街の近くの森林公園
2015/11/12 皆さんにとって2015年はどんな年でしたか?ワタクシは10月でレポーター歴丸19年で、20年目に突入した年になりました。こんなに長く続くと思わなかったので、何か不思議な感じ。でも、そのおかげでこうしてミスモアネックスでも連載を頂けたりしたわけで…なので、来年の10月、丸20年を迎えられるように頑張っていきたいと思っています。
さて、今回の話題は、川崎市宮前区神木本町(しぼくほんちょう)にある「神奈川県立東高根森林公園」について。JR南武線「武蔵溝ノ口」駅南口からバスに乗って約10分、高津区にも近い区境にある森林公園は、川崎市内唯一の県立都市公園で、市の中央に位置し多摩丘陵の自然を満喫できます。
意外だったのは、川崎市内での県立都市公園は、東高根森林公園だけだということ。そんな東高根森林公園の周辺は、住宅街なんですが、公園の中は自然がいっぱい!かつては多摩丘陵の一帯に広がっていたシラカシ林があったり、ボードウォークを歩いて楽しめる湿性植物園があったり、ほかにも弥生時代から古墳時代にかけての集落跡…遺跡も見つかっているんですよ!
現在は古代芝生広場という小高い丘になっていて、子ども達が遊ぶ場所になっているのですが、今も広場の下には調査の済んだ昔の遺跡が大切に保存されているんだそうです。そんな東高根森林公園は、ゆっくり見てまわって1時間弱ぐらい。バリアフリーのルートもあるので、気軽にお散歩にお出掛けするのにもピッタリですよ!
これからの冬のシーズン、年が変わると、梅や水仙やロウバイなどの花を楽しむこともできますし、野鳥観察もオススメ!自然を残し里山の風景が感じられる園内には、多くの野鳥も飛来するんだとか。お馴染みのカルガモをはじめ、バードウォッチャーには大人気のカワセミも見られます。寒さはますます厳しくなりますが、暖かい日を見つけて自然散策に出掛けてみてはいかがですか?
1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪