vol.84 鶴見川大正橋付近で生きもの観察

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    鶴見川にずらりと並んだ「大正橋で見られる生きもの図鑑」。

　今年も暑かったですね。冷夏はイヤだけど、梅雨明けが早く暑い夏が長すぎるのも大変！体調など崩していませんか？
　新型コロナウィルスの感染防止のため、外でマスクを着用していると夏場は本当に苦しいので、周りに人がいない場合や人との距離が取れている屋外ならマスクを外すことも大事。まだもう少し暑い日が続くと思うのでご注意くださいませ。
　さて今回は小田急線鶴川駅そば、麻生区岡上を流れる鶴見川の生きものの話題をお届け。岡上は町田市と横浜市青葉区に囲まれている地区で、麻生区なんだけど隣接していない飛び地エリア。
　その岡上にも少しかかる感じで流れている鶴見川。そこに架かる大正橋そばの柵には、橋の周辺で見られる生きものが紹介されているんですよ。その名も「大正橋で見られる生きもの図鑑」。生きものの写真や説明などがあり、確かにちょっとした図鑑のよう。しかも珍しさを5段階の星で示したりしているんです。
　例えば「オイカワ」は、大きさ13～15㎝でコイの仲間。鶴見川では上流域から中流域でよく見られ、カワセミやサギなどが食べています、などと書かれています。そして珍しさは星1つ！ということで大正橋の周辺ではよく見られるということも知ることができます。
　他にも魚や鳥など20種以上の情報が載っていて見ていて楽しいんですが、そうなるとレアな生きものも気になりませんか？星5つのSSR（スーパースペシャルレア）はなんと「アユ」。
　大正橋付近では2009年に地元の大学生が調査で初確認し、その後も確認されているんだそうです。しかも！大正橋付近が鶴見川におけるアユの最遡上記録に！でもやっぱり数は少なく珍しいということで、星5つのSSRなんです！
　個人的にはアユにも驚きましたが、橋の周辺でアブラコウモリが見られることにもビックリ！日が傾いて薄暗くなってくると、大正橋の上空を飛んだりするんだそうですよ！レア度的には星2つですが見てみたいですね～。皆さんも大正橋付近の生きものの観察はいかがですか？