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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.80 多摩区のニューフェイス 黄金色のナマズ「たまずん」

    2021/11/12

    • 多摩区役所1階アトリウムのミニ水族館エリアで展示されている。

     この号とともにワタクシのコーナーはなんと連載10周年!やったー!スタート当初は毎月連載で、途中から隔月発行になり連載もそのように。それでも読者の皆様のご支援があって、ここまで続けることができました!本当にありがとうございます!自分の連載がこんなにも続くなんて(しみじみ)。ちなみにFMヨコハマでの街角リポートも2021年10月で25周年を迎え、節目の年になったなぁと感じています。引き続き、楽しい話題をお届けしますのでよろしくお願いします!
     さて、今回は川崎市多摩区のニューフェイスについて。皆さんは多摩区の「たまずん」をご存じですか?「たまずん」は2021年10月から多摩区役所1階のミニ水族館エリアで展示されているナマズ(マナマズ)の名前。多摩川で川崎河川漁業協同組合の方が釣り上げ、二ヶ領せせらぎ館に寄贈されたんだそうです。多摩川の海の生き物のことを知ってもらおうと多摩区役所で展示をしているんですよ。
     それにしてもこのナマズ、普通のナマズとはちょっと違う!なんと黄金色!黒色の色素が減少して黄金色になる黄変種で、全国的にも珍しい個体なんだとか。いわゆるアルビノ種と勘違いされることもあるそうですが、目が赤くないことからアルビノ種ではないとのこと。
     全長は60cm(ヒゲをいれたら70cm)でナマズの中ではまだ成長の余地があるので、大きくなって欲しいとエサは多摩川の鮎などを与えているそうですよ!これは贅沢〜!ワタクシだってまだ多摩川の鮎を食べたことはないですよ〜。いいなぁ。
     夜行性で昼間は筒の中でじっとしていることが多いそうですが、その姿もまた愛らしいかな♪ちなみにナマズのメスは春頃にお腹が大きくなるそうで、「たまずん」もその頃にお腹が大きくなっていたことがあり、メスの可能性が高いそう。
     ナマズは縁起も良いとされているそうなので、招福を兼ねて「たまずん」詣をしてみるのもありかも!多摩区役所では年内12月28日まで展示される予定。名前も可愛らしい「たまずん」!多摩区のニューフェイスとして末長く愛してね。

    文・写真 街角リポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪