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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.76 春風に誘われ 花を愛でながら散策を

    2021/03/16

    • 桜の名所として区民にも親しまれている麻生川沿い。

     今年の冬は例年より暖かかったという声も聞かれましたがいかがでしたか?
    ワタクシ個人としては緊急事態宣言を受け、外回りのリポートがスタジオからになり、あまり寒い冬を実感せずに春を迎えたという感じです。毎年冬は外からのリポートが大変だ、屋内からが良いよ~!なんて言っていましたが、いざスタジオからになったら2週間ぐらいで街角が恋しくなってしまいました。
     今回は、川崎市麻生区内を流れる麻生川沿いの桜の話題をお届け!麻生川は区内を流れる鶴見川水系の支流で、その水源は東京稲城市、麻生区の金程あたりと言われています。途中から津久井道と小田急線とに挟まれるように並行して流れ、片平川とも交わり最後は鶴見川に注がれる延長およそ4㎞ちょっとの川ですが、この川沿いが桜の名所で区民にも親しまれているんですよ。
     小田急線柿生駅から新百合ヶ丘駅までの1・2㎞ほどが桜並木になっているので、その時期や新緑のシーズンなど、お天気が良ければ一駅分麻生川沿いを歩くという方も多いのではないでしょうか?ちなみに柿生駅からだと徒歩2分程で川に出られるので散策のスタートはそちらがオススメ。 
     川沿いには約250本のソメイヨシノがあり、そのどれもが大きく立派な枝ぶり。大きさは建物の3~4階に相当する規模で、春には川を覆う桜のトンネルができるんですよ~!木々のそばには所々ベンチもあるので休憩もできますし、川沿いではありませんが、途中に小さな片平日向公園もあって、ベンチに腰掛けて桜を眺めるのも良いかと!
     カルガモやハクセキレイ、ムクドリなどの野鳥も訪れる麻生川沿いをゆっくり散策するのは気分転換にもピッタリだし、また歩いているとテニスコートや畑などがあったり、新百合ヶ丘駅が近くなると小田急多摩線の高架橋が上を横切ったりして、景色の変化が色々楽しめるのもポイントです。
     春風に誘われて麻生川沿いを歩けば心もきっと癒されるはず。

    文・写真 街角リポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪