連載メニュー

藤田優一君の街角ワンショット

    vol.66 いつもより、はかどる? レトロな銭湯でお仕事〜!

    2019/07/12

    • 料金表や浴槽なども当時のまま。昭和に思いを馳せれば、さまざまな発想が生まれるかも?!

     令和になって最初の夏がやってきました!厳しい暑さはドキドキしてしまいますが、それでも冷夏よりは暑い夏が良い!熱中症などで体調を崩さないように気を付けつつ、夏を楽しみましょう。
     さて、盛夏号のミスモアネックスは、ちょっと変わったアトリエ&シェアオフィスの話題です。川崎市高津区の街で意外な場所をアトリエ&シェアオフィスに!なんとそこは「銭湯」!!長年愛されてきた銭湯が廃業し、そこを使ってのアトリエ&シェアオフィスができたんです。
     場所は高津駅から徒歩2分の高津湯さん。4年前に廃業した高津湯さんをリノベーションなどせずに、そのままの状態で貸し出しを始めたんです。その名も「アトリエ&シェアオフィスおふろ荘」。
     銭湯そのままということで脱衣場をはじめ、洗い場や浴槽も、もちろんそのまま!あえて改修などはせず、昔の銭湯を活かして、面白くしたいというコンセプトでオープンしたんだとか。なので、入浴料金表とか、洗い場の富士山のタイル絵、かぶるタイプ?のドライヤーなど色あせた部分も含めて懐かしい銭湯の風景が残っているのがポイントなんですよ。
     とは言え、シェアオフィスとして借りる場合、ノートパソコンを置くにはドコが良いのか気になりませんか?例えば番台?いえいえ、オススメは浴槽!浴槽内は段差があって腰掛けられるので、そこに座って浴槽の上に板を置いてパソコン台や物書きの机にするのが良いそうですよ。普通の環境とは違うので、ココなら普段出ないようなアイディアが閃くかもしれませんね!ちなみにアトリエと付いているのでアート制作やその展示、情報発信の場としても活用できるとのこと。
     おふろ荘の近くには歴史ある宿場の大山街道が通り、さらに高津は芸術家の岡本太郎氏が生まれた地でもあるので、銭湯を使ったちょっと変わったアトリエ&シェアオフィスというのもピッタリかもしれませんね。地域活性化にもつながる場所になりそうなおふろ荘。ワタクシ的にはカラオケの練習に使いたいです。エコーが効きそうだから(笑)。

    文・写真 街角リポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪