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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.34 鶴川駅そば  川べりの木陰で涼もう

    2014/08/01
    • matikado_34
      鶴見川にそそぐ小川。岸には四季折々に目を楽しませてくれる植物。

      夏本番!!皆さん、夏を満喫していますか?学生さんは夏休みに入って、勉強に部活に、バイトに!という方も多いかもしれませんね。学生時代には当たり前だった長い夏休み。社会人になってその有り難さって実感しますよね。大人になると、そんな長い休みってなかなかとれないですもんね。学生の皆さんはぜひ、大切な夏休み、余すことなく勉強に遊びに、充実した日々をお過ごしください。また、夏バテもしてくる頃、体調管理はしっかりとして、暑い夏を乗り切っていきましょう。


     さて、今月は小田急線の鶴川駅周辺を散策。川崎市麻生区とも隣接する東京の町田市。鶴川駅は各駅停車のみ停まる駅で、その駅のそばを鶴見川が流れています。ご存じでしたか?鶴見川の源流は町田市にあるんですよ。鶴川駅よりもさらに北へ。町田市の北部が源流で、そこから鶴川や川崎市麻生区と横浜市の青葉区の間を流れ、多くの支流が集まって鶴見区へ。最終的には東京湾に注がれる一級河川で、その長さは全長42・5キロと、フルマラソンの距離とほぼ同じなんです。街中を流れる川で、典型的な都市河川とも言われているんだとか。


     そんな鶴見川の上流エリアになるのが鶴川駅周辺で、今回はその鶴見川に注ぎ込む小川に立ち寄ってみましたよ。そこは鶴川駅からも近く、小川の両端がどちらも鶴見川と繋がっています。長さは300メートルほどで、周りは遊歩道になっています。周りの道路よりも一段低い所を集合住宅に沿うようにカーブを描き流れ、その周りは整備され、小川と交差しつつ散策路は延びています。


     四季折々、季節の樹木も植えられている空間で、川べりの石段に腰を下ろせば、暑い夏でもせせらぎが聞こえ、涼を感じることができるはず。まさに、鶴見川の寄り道みたいな小川。鶴見川を歩く途中で、ちょっと寄ってみるのもオススメですよ。

    撮影・文 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪