連載メニュー

藤田優一君の街角ワンショット

    vol.26 社殿外壁にもスゴ技! 登戸、いにしえの左官職人

    2013/12/01
    • matikado_26
      左官職人さんのスゴ技が光る外壁の彫刻。

     気がつけば、早いっ!2013年ももう終わりですか!今年を振り返ってみれば、人生の中でも大きな動きがあった年かな~なんて思ったりも。朗読会を行ったり、いろいろと新しい出会いもあった充実した1年だったような気がします。

     そして川崎といえば、FMヨコハマでは川崎エリアのリスナーさん拡大を図って川崎大作戦も10月に展開。カワサキセブンというオリジナルステッカーを作って街で配布しました。そのステッカーは川崎の7区をイメージしたデザインで、麻生区をはじめ7区各所でお配りしたので張ってくださっているお店もあると思います。ぜひ、探してみてくださいませ。今年はそんな川崎大作戦もあったので、ミスモアネックスで川崎情報を届けている藤田としては、ラジオでも川崎特集ができて楽しかったです。きっと、川崎エリアのリスナーさん獲得アップもできたのではないかと思っています!

     さて、そんな川崎な1年の締めくくりは、多摩区役所からも近い、津久井道そばの稲荷社の話題。立派なイチョウの木がこの時季はキレイな黄葉を見せているこの神社、実は左官職人のスゴ技を見ることができる場所でもあるんです。というのも、この周辺…登戸エリアはその昔、左官職人が多く住んでいた場所だったんだそうです。彼らの腕前、技術は非常に高く、その評判は東京や埼玉にまで広がっていたほどで、この稲荷社の社殿の外壁がなんと、その左官職人達が手がけた漆喰の彫刻で飾られているんです。場所は社殿の横。確かに漆喰の彫刻で龍が描かれています。これがまた、荒々しく躍動感あふれる見事な龍なんです。そもそも社殿の外壁などに、漆喰の彫刻を施しているのって、あまり見たことがないような気がしませんか?それだけ彼らの腕が良かったということ。

     手に職をもっての左官職人。ワタクシも喋り手の職人になるべく、来年もより一層の精進をしていかねばと心に誓うのでありました。それでは今回はこの辺で。本年もありがとうございました。よいお年をお迎えください。

    文・写真 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪