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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.6 めざましい発展と残された自然に感激!の「はるひ野散歩」

    2012/04/01
    • matikado_6
      よこみね緑地を抜けていくと、多摩丘陵の尾根道、よこやまの道にさしかかります。

      長い冬が終わり本格的な春の到来。これほど春が早く来ないかなと、待ちわびた事も近年なかったのではないでしょうか?これからは春そして初夏へと外に出て行くのが楽しい季節になってきますね。


     さて今月の街角ワンショットはお出掛けしたくなる春!ということで、お散歩ネタをご紹介。場所は麻生区はるひ野駅周辺。はるひ野駅は2004年に小田急多摩線に開業した新しい駅。お散歩はそこからスタート。実は開業当初に来たことがあるんですが、その時は何も無かった駅周辺に、住宅はもちろんスーパーや学校までできてビックリ!10年経たずにココまで変わるなんて、と感心しきり。その住宅街を進んで行くと黒川よこみね緑地の入り口に。小高い丘を上がると東京との境にもなる多摩よこやまの道という緑道に出ます。都県境に尾根のように延びる緑道。訪れた時は冬でしたが、春には桜も咲き新緑も楽しめる道。はるひ野の住宅街を少し上から眺めつつ歩くことができるんですよ。


     そして緑道から再び住宅街側へ。今なお戸建て住宅の建設が行われているはるひ野。大きいお宅が多いな、洋風のオシャレなお家も多いな…、とウォッチングしつつ、はるひ野から鶴川街道へ。歴史ある汁守神社でお参りをし、向かいにあるJAセレサ川崎の直売所セレサモスで品物チェック。川崎市内で作られたお野菜や果物、生花などを売っているセレサモス、多くの買い物客で賑わっていました。その後、鶴川街道を黒川方面へ。少し歩いてから地元の方しか知らない細い道を通って再びはるひ野駅へ。そして今度は駅のロータリーとは反対の方へと足を延ばしました。駅前には森のような黒川谷ツ公園があり、中へ入ろうと思ったら、貴重な動植物の生息する場所なので普段は解放してないとのこと。植物など絶滅危惧種などが自生しているということで一般開放日が限定されているんです。


     ニュータウンとして開発されているだけでなく、自然も豊かな場所なんだと今回のお散歩で感じました。皆さんも暖かい春風に誘われて今なお発展が進むはるひ野の街を歩いて見ませんか?

    文・写真 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪