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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.4 「久地梅林公園」へ 素敵な春を探しに行こう!

    2012/02/01
    • matikado_4
      花見はもちろん、子どもがのびのび走りまわるスペースがあるので、ご家族でどうぞ。

     冷え込みも厳しい2月。皆さま風邪など引いていませんか?インフルエンザの流行などもありますし、寒さで体調を崩さないように十分ご注意ください。


     さて、ワタクシは普段レポーターとして外を歩くので、皆さんから風邪を引かないようにするには何か秘訣があるんですか?とこの時期けっこう聞かれるのですが、やはり重要なのはうがいと手洗い。この時期は特に念入りにしています。手の甲や手首、親指の付け根なども石けんでしっかり洗い、水でよく流しています。そして、うがいは高らかにゴロゴロ~と音がでるようにしています。さらに、普段から外気に触れるようにするのもポイント。寒いからと言って家の中ばかりにいるのではなく、外に出て外空気に触れるのもけっこう大事なんです。とはいえ寒い時期に外にでるのはちょっと…、と言う方も多いでしょう。でも"素敵な春"

    に出会えるとしたらどうですか?


     今回ご紹介するのは川崎市高津区久地の梅林です。JR南武線の久地エリアは、江戸時代に数百株の梅が植えられ、東京近郊の梅の名所として親しまれた場所だったそうです。で、その名残が今でもこのエリアの公園にあるのをご存じでしょうか?その名も「久地梅林公園」。2002年に整備された公園でJR南武線久地駅から徒歩で15分ほど、久地3丁目の平瀬川沿いにあります。砂場や滑り台とともに園内には庭園風の一角があり、ベンチに座って梅を愛でることができるんです。


     種類はお馴染みの十郎や南高、白梅と紅梅両方の花をつける思いのままや枝垂れ梅など本数は少なめですが、いろいろな種類の梅があり遊びに来る人たちを楽しませてくれます。作家・北原白秋もこの地を訪れ、与謝野鉄幹に贈るための歌を詠んだと言うことで、園内にはその文学碑もあります。久地駅の名前も最初は久地梅林駅なんて名前だったくらい有名な久地の梅林。まだまだ風は冷たいですが、お散歩がてら北原白秋も認めた梅を、一足早い春を探しにお出掛けになってみてはいかがですか!?ちなみに花の見頃は2月中旬~3月初旬とのことですよ。

    文・写真 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪