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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.55 九ちゃんの歌碑見守る 便利になる「川崎駅」

    2017/09/12
    • 川崎駅東口駅前広場に立つ歌碑には、坂本九さんのプロフィールと「上を向いて歩こう」の歌詞が刻まれている。

     残暑も終わり、爽やかな秋風を感じる過ごしやすい季節になってきましたね!
     さて、今回は川崎駅と駅前広場の歌碑の話題をお届け。JR線の川崎駅といえば、利用者が多いのでおなじみですが、意外にも改札口は少ないってご存じでしたか?元々、中央の東西自由通路の1カ所だけだったんですが、今年の6月に既存の改札口の向かい側に新改札が誕生したんですよ。これにより、中央の東西自由通路に今までの「中央南改札」と新しい「中央北改札」とで2カ所になったんです。さらに、来年3月には、駅の上り方面に新しい北側の東西自由通路と「北改札」も完成予定ということですので、それが完成すれば駅改札の1カ所集中も緩和され、さらに人の流れも少し変わって、より便利になるのではないでしょうか?個人的には駅構内にどんな新しいお店が入るのか!?駅ナカも最近は充実しているので、それが気になっているところです。
     そんなJR川崎駅の東口駅前広場には、昭和を代表する国民的大スター坂本九さんの歌碑があります。設置されたのは一昨年、2015年4月。実は、坂本九さんは川崎市のご出身ということで、その川崎の中心とも言うべき駅の広場に、「上を向いて歩こう」の歌碑が設置されたんです。歌碑は高さが約1・9m、幅は約1・3mの御影石で造られていて、上部の真ん中が凹んだ形になっています。これは「涙がこぼれないように」という歌詞を表現しているんだそうですよ。
     「上を向いて歩こう」といえば、日本でも大ヒットしましたが、後に「SUKIYAKI」と題して世界中で発売もされましたよね。歌碑にも記されていますが、日本語の歌詞が初めて世界的ミリオンセラーとなった作品でもあるんです!
     歌碑の後ろは花壇になっていて、四季折々の草花が出迎えてくれます。新しくなる駅の改札前も良いけれど、東口駅前広場の坂本九さんの歌碑の前で待ち合わせなんて、とっても素敵ではないですか?その後は、上を向いて川崎の町を歩いていきましょう!きっと爽やかな秋の風が頬をなでてくれるはず。

    文・写真 街角リポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪