vol.54 向ヶ丘遊園モノレールの跡地 「五ヶ村堀緑地」
2017/07/11 今年はどのぐらい暑さが続くのでしょうか?予報では今年の夏は暑さが厳しく、また残暑も厳しいであろうと言われています。熱中症には充分注意して楽しい夏をお過ごしくださいませ!
さて、今回は川崎市多摩区にある細長い「五ヶ村堀緑地」の話題をお届け。多摩区で緑地というと生田緑地が有名ですが、こちらは緑地と呼ばれながらも細長く伸びる緑道に近い感じ。場所は、小田急線の向ヶ丘遊園駅から少し歩いた府中街道に沿った所。街道沿いには二ヶ領用水の新川も流れていて、そこから川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムや生田緑地バラ苑へ向かうことができます。ちなみに、水と緑のプロムナードという名称も付いているようですね。元々、この遊歩道沿いは、向ヶ丘遊園がある頃に駅から遊園までを結ぶモノレールの高架橋が通っていた場所でもあるんですよ。
向ヶ丘遊園は、多くの人が親しみ遊びに訪れていた遊園地でしたが、2002年3月をもって閉園。それでも跡地に生田緑地バラ苑があったり、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムもその敷地の一部が活用されています。そして五ヶ村堀緑地は、モノレールが撤去された後に川沿いの部分が整備され、水と緑のプロムードになったんです。
そんな五ヶ村堀緑地の入口には、多摩区の地図や藤子・F・不二雄さんが生み出したキャラクターのモニュメントがあったり、ピラミッド型のモニュメントも!こちらはてっぺんから水が出る仕組みになっていて、その水はそのまま人工の小川に注がれていきます。夏のシーズンには、水場ですし、涼を感じることができるスポットにもなるはずですよ。さらに生田緑地バラ苑へのルートでもあるので、小川の先の花壇にはバラもたくさん育てられています。残念ながら、このアネックスを手に取られている時季はシーズンではありませんが、その先の秋には再びキレイな花と香りを届けてくれるはず。かなりの種類のバラがあるので、五ヶ村堀緑地もちょっとしたバラ苑の様子を見せてくれますよ!
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