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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.50 ゴジラも出る?! 富士山望む丸子橋

    2016/11/09
    • 神奈川県川崎市と東京都大田区の間を流れる多摩川にかかる丸子橋。

     朝晩の冷え込みが増して、すっかり冬らしくなりましたね。空気が乾燥し、インフルエンザや風邪もはやる季節ですので、皆様どうぞご自愛くださいませ。特に念入りに手洗い!これだけでもかなり違うんだとか。なので、私もしっかり手洗いをして、予防に努めるようにしています。
     さて、風邪は困るけど、空気が澄んで景色が遠くまで見えるようになるのはうれしいこと。今回は神奈川県と東京都の間を流れる多摩川に架かる、丸子橋の話題をお届けします。丸子橋は、多摩川下流域の川崎市中原区と東京の大田区エリアに架かる河口から13キロの地点にある橋。上流には東急線、下流には東海道新幹線の高架橋があり、その二つに挟まれた車道・人道橋となっています。大正時代までは渡し船があり、昭和10年に丸子橋が完成した時点で、渡し船はなくなったそうです。現在の丸子橋は長さが約405メートル、幅は25メートルの片側2車線の橋で、2000年にできたもの。東京寄りは水色のアーチが二つ連なったデザインで、さながら冬空の澄んだ青のようでもあり、とても目を引きます。
     ちなみに丸子橋というと、2002年頃にアザラシの「タマちゃん」が現れて一躍有名になった場所!多くの見物客も訪れたんですよね。現在はドラマのロケ地としても多く使われ、最近だと映画『シン・ゴジラ』にこの丸子橋付近が出てきましたよね。丸子橋の二連アーチが映画でも目立っていたのでは?残念ながら写真にゴジラはいませんが、ジョギングやマラソンの練習でこの橋を渡る方が多くいました。
     橋の周辺は遮る物もなく、広々して気持ちがいい。そして何より丸子橋からは富士山も見えるんです!特に橋の東京側からがベスト。夕方などは沈みゆく夕日と富士山という光景で、足を止め写真を撮る方も多いんだとか。これからのシーズンはまさに寒いがゆえに空気も澄んでシャッターチャンスも多いはず。暖かい格好で富士山や沈みゆく夕日をご覧になってみてはいかがですか?

    文・写真 街角リポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪