筍と新玉ねぎのかか煮
2016/04/07旬の香りと歯触りを楽しむ一皿
材料(2〜3人分)
ゆで筍 | 200g |
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新玉ねぎ | 小1個(100g) |
削りかつお節 | 1袋(6g) |
《合わせ調味料》 | |
・水 | 200ml |
・しょうゆ | 大さじ1 |
・みりん | 大さじ1 |
・酒 | 大さじ1 |
塩 | 大さじ2 |
作り方
- ゆで筍を穂と太い部分に切り分ける。穂はくし型切りに、太い部分は7〜8mm厚さの輪切りにしてから、いちょう切りにする。
- 新玉ねぎの皮と芯を除き、くし型切りにする。
- 鍋に合わせ調味料の材料と削りかつお節(仕上げの飾り用に少し残す)を入れて火にかけ、沸騰してきたら弱めの中火にして❶と❷を加え、約15分煮る。
煮汁が全体に回るようにペーパーなどで落としぶたをする。 -
玉ねぎが柔らかくなってきたら全体の味をみて、適宜塩を加える。
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器に盛って煮汁をかけ、残っている削りかつお節をかける。
POINT
筍は成長が進むと硬くなり、えぐみが出てきます。穂先が緑色のものは避け、薄茶色や黄色のものを選びましょう。購入後はできるだけ早くゆでて、えぐみが増えないようにするのが、おいしくいただくコツです。
パック詰めの筍に付いている白い結晶は、チロシンというアミノ酸です。脳細胞の情報伝達に大切な役割を持っている栄養素の一種なので、洗い落としてしまわずに食べましょう。
(ミスモ2016年4月号掲載)
島田朋子(しまだ ともこ)
保育士より転身し、調理師、食生活アドバイザー資格取得。子どもからシニアまで幅広い層に向けて「食」の楽しさ、大切さを伝える食育活動を行う。