筍と鶏肉のつくね
2013/04/01筍の歯ごたえと鶏肉の柔らかさが
ほどよく楽しい食感
材料(6個分)
ゆで筍 | 100g |
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鶏挽き肉(モモ、ムネ等) | 200g |
塩 | 少々 |
味噌 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
片栗粉 | 大さじ1 |
【A】しょうゆ | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
大葉 | 6枚 |
サラダ油 | 大さじ1~2 |
作り方
- ゆで筍を7~8mm角に刻む
- ボールに鶏挽き肉と塩少々を加えて粘りがよく出るまで手で混ぜる。味噌、酒も加えてよく練り、❶を加えてさらに混ぜる。最後に片栗粉を混ぜる。
- ❷を6等分にして厚さ1cm程度の丸型に整える。
- フライパンを中火にかけ、サラダ油大さじ1を入れて熱する。❸を静かに入れ、3~4分香ばしい色がつくまで焼く。途中、油が足りないようであれば適宜足す。裏面も同様に焼く。
- 少し火を弱めて鍋肌から調味料Aを加え、フライパンを軽く揺すりながら照りがつくように焼く。途中で裏返し、同様に焼く。
- 洗って水気をよく拭き取った大葉で巻いて、器に盛る。
POINT
春の代表野菜の筍は鮮度が落ちるのが非常に速いので、生が手に入ったら早めにゆでておきましょう。食物繊維が豊富で低エネルギー。たんぱく質やビタミン類も多く含みます。ゆでた筍の節部分に付く白い粉は有害なものではなく、チロシンといって神経細胞の一つでもあり、脳を活性化させると言われるアミノ酸の一つでもあります。集中力の維持や気力の向上にも一役買う栄養素とも言われています。
(ミスモ2013年4月号掲載)
島田朋子(しまだ ともこ)
保育士より転身し、調理師、食生活アドバイザー資格取得。子どもからシニアまで幅広い層に向けて「食」の楽しさ、大切さを伝える食育活動を行う。