連載メニュー

かんたんレシピ

    里芋の丸揚げ

    2012/09/01
    shunsai_02

    しょうゆとみりんが香ばしくカリカリ、ホクホクがうれしい

    材料 3~4人分

    里芋(皮付) 400~450g
    下味 しょうゆ大さじ3
    みりん大さじ2~3
    しょうが汁小さじ1
    塩少々
    片栗粉 大さじ3(里芋の大きさに合わせて調整)
    サラダ油(揚げ油用) 鍋に対して里芋が浸る程度
    チンゲン菜(つけ合せ) 2株

    作り方

    • 里芋を皮ごと洗って泥を落とす。
    • 皮ごと竹串がスッと通るくらいまで柔らかく蒸す(またはゆでる)。
    • 火を通している間に、下味の調味料をボールやビニール袋に入れて混ぜ合わせる。
    • 蒸し上がった里芋を熱いうちにぬれ布巾で包み、こするように皮をむく(簡単にむける)。

    • 小芋の場合はそのまま、大きめの芋なら一口大に切り、❸の調味料をもみ込むように漬け、15分間以上置いて味をしみ込ませる(熱いうちほど味が早くしみ込む)。
    • 汁気を切り(汁は後で使用するので残しておく)、片栗粉をたっぷりまぶして180℃に熱したサラダ油で香ばしく色づくまで揚げる。
    • そのままでも味はついているが、残った漬け汁を小なべや電子レンジで温め、かけて食べてもおいしい。
    • チンゲン菜は1株を縦4つ割りにしてゆでて添える。
    POINT

    ●里芋はでんぷんが主成分ですがイモ類の中では低カロリーで食物繊維がとても豊富です。独特のぬめりはムチン、ガラクタンという成分で胃腸の粘膜を保護し消化を促進してくれます。血液中のコレステロールを取り除く効果や余分なナトリウムを排出して血圧の上昇を整えてくれる効果も期待できます。

    (ミスモ2012年9月号掲載)

    島田朋子(しまだ ともこ)

    保育士より転身し、調理師、食生活アドバイザー資格取得。子どもからシニアまで幅広い層に向けて「食」の楽しさ、大切さを伝える食育活動を行う。